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レバノン|ベイルートの爆発原因は何?溶接の火花が硝酸アンモニウムに引火していた!

レバノン 爆発 原因

2020年8月4日、レバノンのベイルート港で爆発が発生し、多くの死傷者を出す事故がありました。

240キロ離れた場所でも爆風を観測する程の大爆発が起きた原因は、一体何だったのでしょうか?

レバノン|ベイルートで大規模爆発が発生!

2020年8月4日、レバノンのベイルートで、大規模な爆発が発生しました。

場所はベイルートの市街地に近い港湾地区。

レバノン 爆発 原因

爆発が起きた翌日の写真を見てみると、焼け残った建物や貨物船の様子から、被害の大きさが分かりますね。

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この爆発による死傷者や被害は、

  • 死者:135人
  • 負傷者:5000人以上
  • 行方不明者:数十人
  • 家を失った人:約30万人
  • 被害総額:3000~5000億円

と報じられています(2020年8月6日時点)。

大きな被害を出した、この爆発が起きた原因は何なのでしょうか?





ベイルートで爆発が発生した原因は?

ベイルートで発生した爆発の動画がこちらです。

最初に小さな爆発が起きた後、大きな爆発が起きていた事が分かりますね。

別の角度から見てみましょう。

一瞬で物凄い爆風が広がり、撮影者も立っていられない様子です。

こちらは海から撮られた映像です。

この爆風は、半径10キロ先の家屋にも被害を出すほどの威力で、240キロ離れた場所でも爆風を観測しています。

SNSには広島の原発の1/5の威力だったとの投稿もありました。

この爆発の原因は、政府がベイルート港付近で保管していた、硝酸アンモニウムであるとみられています。

硝酸アンモニウムは、化学肥料の窒素源として使われる物質ですが、熱や衝撃を加えると爆発するという性質があります。

レバノン政府は、硝酸アンモニウム2,750tを、適切な安全対策を施さずに6年間保管していました。

爆発があった港の倉庫には、爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムおよそ2750トンが、6年にわたって保管されていたことがわかっています。

引用:NHK

この硝酸アンモニウムは、不法に運行していた船から没収したものだったようです。

レバノンが硝酸アンモニウムを没収した経緯

2014年、モルドバ国籍の貨物船に、モザンビークへ輸送するための硝酸アンモニウムが積載されていた。

しかし、途中で発生したエンジントラブルのため、貨物船はベイルート港で立ち往生していた。

後にこの運航が不法に行われていた事が判明し、乗員は本国へ強制送還。

積載されていた硝酸アンモニウムは没収され、ベイルート港付近の陸地で保管されていた。

ロイター通信によると、倉庫での溶接作業により発生した火花が発端になったとの見方を報じています。

レバノン 爆発 原因

火気厳禁で毒性のある硝酸アンモニウムの横で、溶接作業を行うとは危険すぎる行動ですね・・・





レバノン|ベイルートの爆発原因まとめ

ゴーン氏の逃亡先として一躍認知度が上がったレバノン。

大規模爆発の原因は、硝酸アンモニウムに火花が引火したこととみられています。

硝酸アンモニウムの横で溶接作業をするという、危険物に対する知識がなかった事が最大の原因でしょう。

政府はこの事故に対してどう責任を取るのでしょうか・・・